節分といわしの由来!食べる理由とは?ひいらぎを飾るタイミング

節分 柊鰯 季節の行事

節分といえば「鬼は外~♪、福は内~♪」という掛け声とともに幼少期は家族で豆まきをしたものだ。そして恵方巻きを今年の方向に向き黙って食べる・・・これが節分の一般的な過ごし方だ。

節分 柊鰯

大人になった今、男一匹で過ごす節分とは何だろうか。一人で豆まきをやっても空しいだけである。そもそも節分には何の意味があるのだろうか。貴殿らはご存知か?

疑問に感じたわたくしは図書館のウンチク本で調べてみた。いろいろ説はあるが超簡単にまとめると「邪気を払うために悪霊(鬼)を払うためである(豆まき)」だ。昨年の厄や災難を祓い清める意味もあるらしい。

・・・なるほど。だから節分に豆を撒くのか。

しかし、わたくしは独身の身。一人部屋で「鬼は外~♪、福は内~♪」とやるのは空しく感じる。男一匹、節分の時間を一人で過ごすアイデアはないか色々思案してみた。ふと節分を調べたときに「あるキーワード」を思い出した。

それは鰯・・・「いわし」だ。

実は鰯(いわし)は節分に欠かせぬアイテムの一つだ。ご存知の通り、鰯(いわし)は我々の食事のありふれた一品だ。このいわし。食べるだけでなく飾るのだという。

節分に鰯(いわし)を食い、残った頭と骨を飾るのか?

ふむ。なかなか興味深い。

節分に鰯(いわし)を食べる理由とは?【柊鰯】

その理由については次のように理解するとわかりやすい。節分の日に柊(ひいらぎ)鰯(いわし)を玄関に飾る風習がある。※柊鰯という。西日本では焼嗅(やいかがし)とも呼ばれる。

これは鬼が柊鰯を嫌って家に侵入してこないのだという。その理由は2つだ。

  • 柊(ひいらぎ)・・・柊の葉のトゲトゲが鬼の目を刺す。
  • 鰯(いわし)・・・鬼は、この魚の煙が苦手。近づかない。

つまり鰯(いわし)の煙は邪を払うという意味があり、それを食べれば体内に巣くう厄などを払うということなのだろう。

ちなみに鰯(いわし)のには「弱し(よわし)」または卑し(いやし)という語源がある。

鰯(いわし)の語源※ウィキによると

  • 弱し(よわし)・・・陸に上げる(釣る?)と腐りやすい魚。だから弱い魚。
  • 卑し(いやし)・・・貴族は鰯(いわし)など食べなかった。だから卑しい魚。

うーむ。鰯(いわし)を釣ったら早く焼いて食べないと腐る魚は、平民しか食べないということだろうか。そんな魚を食べると「陰の気」を食べて消してしまうそうだ。※ピンとこんが邪を払う、ということだろう。

節分に鰯(いわし)を食べる由来

そもそも節分に鰯(いわし)を食べるのは全国的なものなのか。実は節分に鰯(いわし)を食べるのは西日本の習慣とのはなしだ。

ちなみに他の地域では関東地方は「けんちん汁」、四国地方では「こんにゃく」を食べるらしい。※なんと節分蕎麦を食べる地域もあるらしい。

節分にいわし(柊鰯)を飾る日は?

鰯(いわし)・・・柊鰯を飾る期間は様々な説がある。節分の一週間前に飾り始めるのが一般的だそうだ。まぁイワシの頭の臭いが気になるのなら節分の日に限ればいいのではないか。鬼も一度イワシの臭いを嗅げば、しばらくは近寄らないだろう。

  1. ひいらぎを入手する(ヒイラギナンテン)
  2. 節分前日の夕食に鰯(いわし)を食し頭を残す
  3. 鰯(いわし)のエラから目にむかって柊の枝を刺す
  4. 玄関に飾る
  5. 節分の日は恵方巻きを食す

節分当日にイワシを食べるなら、食事のあとに柊鰯を作って玄関に飾るといいだろう。※午前中に鬼が侵入しているかもしれないが。

一人暮らしなら、こんな節分の過ごし方でいいのではないか。節分が終わったら柊鰯に塩を撒き、新聞に包んで捨てよう。

節分と鰯にちなんだ風習は広島にあり!

鰯(いわし)を焼く煙には厄災を払うとされるが、節分祭で鰯1000匹を焼き、その臭いで厄払いをする「焼嗅がし神事」という神事が、広島県広島市の住吉神社である。

節分の日に参拝、神事をご覧いただいた後、柊鰯を頂けるという。けっこう話題になってるので機会があれば行ってみよう。

参考焼嗅がし神事

広島県広島市中区住吉町5-10

自分スタイルの節分を過ごそう

「鰯(いわし)」と「恵方巻き」。一人暮らしで過ごす節分なら十分じゃないだろうか。イワシの焼き魚、玄関に柊鰯、恵方の方向に向いて食べる恵方巻き。これで厄払いも十分だろう。

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